嫉妬

自分にないものを持っている人に対して、「うわあ、すごいですねえ」と言ったり、機嫌をとったりもしない。
こいつ嫌だな、と思ったら近寄らない。
誰にでもにこにこして話を聞いたりなんてしない。



そうやって行動するようになったら、少し、人とぶつかるようになったのだけど、他人への嫉妬がずいぶんと和らいだ。




なぜなら、私はこうした行動をとることで、損をした。(ひととぶつかるようになった)
でも、得もした。(嫌なひとは近寄ってこなくなった)




人は、行動を少し変えるだけで、損をする場面と、得をする場面の、両方を手に入れるんだなあ、と知ったからだ。




じゃあ、違う行動をしているあの人は、私から見てとても華やかな世界にいるようにみえて、たぶん、私の想像できない損をしているだろうなあ。




嫉妬とは、片面しかみえないことで、起きる現象だったのだ。