「パソコン教室のインストラクター」を半年で辞めた。

今日が、退職日。
サービス業ってたいへんだったわー。。
ユニクロさんのこの↓記事読んで、うわあ、うちの会社みたい、って思った。
ユニクロ 「離職率3年で5割、5年で8割超」の人材“排出”企業:MyNewsJapan


それでも、サービス業は、お客さんの笑顔、「ありがとう」という言葉、そんな蜜をときどき、もしかしたら毎日もらえてしまう。
私も最初の1か月ですぐ辞めようと思ったのに、ありがとう中毒になっていたから、半年続いてしまった、と自分では長すぎたくらいに思っている。


私はお誕生日が大好きなので、自分のまわりにいる友達や家族の誕生日になると、付き合いが浅い人でもお誕生日おめでとうメール、深い人なら手紙かプレゼントを贈りつけてニヤニヤするのが趣味なのだけど、今の会社に入って、ぱったりそれをしなくなっていた。


とても大切な人の誕生日を忘れていた、と気付いたのは、その人の誕生日からおよそ1カ月経過したときだった。
私はこのとき、会社を辞めようと決意した。
くだらない、と言ってくれていい。
でも、私には重要なことだった。


このまま、この会社にいたら、私はこの会社の関係者以外と話をまったくしなくなるだろう。
今までの人間関係すべて捨ててしまえばいい。・・・ちらっとそんな考えもよぎった。
『友達とのくだらないおしゃべりや、無駄な時間を、仕事に関する本を読む時間にしろ。』とか『朝から晩まで寝ても覚めても、好きな仕事のことだけ考えていたら、ぜったい成功する』とか。
だめだ。


このまま続けていたら、人生の最後に後悔する。
いや、いま充分後悔している。
ありがとうの気持ちを、どうしてもっと身近なひとたちと、交わさなかったのだろう。
どうして仕事ばかりしていたんだろう。


でも早く気付いてよかった。

私は、さっさと退職の手続きをして、会社を辞めた。

今日は、その記念日。