立場を逆にすると痛いほど

ちいさい子に教わっているような気持ちなんだよなあ

昨日のわたしは、そう日記に書いた。
仕事を教えてくれている先輩は、教え方がへたくそだ!
まるで、ちいさい子ががんばって、親にじぶんの知識じまんをしているところみたい(笑)
まあ、ほほえましいわよね(やーい!ばーか!ばーか!)といった気持ち。

・・・と思っていた。


そうではなかった。


ただ単に、わたし、このひとキライだな、と思っていただけだ。
ちょっと童顔で天然で、おそらく悪気がなく、失礼なことをいう先輩(20代後半の女の子)。
年上の女として、暖かくみてあげようじゃないか、といった、上から目線。精一杯かっこつけて、「ちいさい子に教わっている」と虚勢をはっていたのだ。


なんだか、前職でやっていた立場が、まるで逆転した。あのときの生徒さんの気持ちをいま、やっと理解しはじめている。
前職の自分は、いまの職場の先輩より、ずっとずっとヘタクソだった。
自分が今、先輩に言われて「いやな言い方する人だな」と感じる。これとそっくりなことを、わたしも以前に生徒さんに言っていなかったか?……そう気付くと、あれでお金をもらっていたことが、恥ずかしく思えてくる。