教え方メモ

説明するとき、ひとつの文は短く。

話し言葉はついつい、接続詞を多用してしまう。結果、なにが重要で、どこが結論だったか分かりづらくなる。
たとえば、この→【はてなダイアリーからはてなブログへのインポート機能を追加】の記事。


説明が端的で、わかりやすい。
最初の方、抜粋します。

本日、はてなブログに、はてなダイアリーからのインポート機能を追加しました。3ステップのかんたん操作で、はてなダイアリーからはてなブログへ記事を移行できます。
移行できるのは、はてなダイアリーの記事・コメントと、記事に付けられたはてなスターはてなブックマークです。
この機能は、はてなダイアリーユーザーの皆さまに無料でご利用いただけます。


上の記事を、口頭で伝えるとする。
私はよく、以下のような感じに説明をやってしまった。

今日ね、はてなブログで、はてなダイアリーからのインポート機能が追加されたんだけど、かんたんな操作で、はてなダイアリーからはてなブログへ記事を移行できるんだけど、あ、でも移行できるのは、はてなダイアリーの記事とコメントと記事に付けられたはてなスターはてなブックマークでね、はてなダイアリーユーザーなら無料で使えるの。


もうなにがなんだか(笑)

はてなさんが書いたほうは、

  1. 追加された機能があるよ
  2. はてなダイアリー → はてなブログ への移行ができるよ
  3. 移行できるのは、これとこれ、それからこれとこれだよ
  4. 無料でできちゃうよ

といった情報を、短く区切って話している。
さらに上記には抜粋してないが、さらに詳細がこの続きにある。
詳細に入る前の「全体像」をここで語っているから、このあとの詳細も読みやすいものになっている。


いっぽうわたしがよくやってしまった方の文は、接続詞を使いすぎ。
〜〜なんだけど〜〜〜で、〜〜〜なんだとおもうんだけど、〜〜〜だからね・・・・と、いつまでも終わらない文。
切れ。

どっかで区切ってくれ。
聞いてるほうが疲れてしまうだろう。


短いセンテンスで伝えるといい。
聞いてる人に楽をさせてあげないといけない。